『主戦場』感想メモ

『主戦場』という映画を見ました。

 

大学のゼミで見なくちゃいけなくて、きっと次の授業では感想を聞かれると思うので忘れずにメモ。

 

 

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以下概要です。


あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、おそらくご存知ないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが「もう蒸し返して欲しくない」と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。

慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、日本政府の謝罪と法的責任とは……?

次々と浮上する疑問を胸にデザキは、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、ケント・ギルバート(弁護士/タレント)、渡辺美奈(「女たちの戦争と平和資料館」事務局長)、吉見義明(歴史学者)など、日・米・韓のこの論争の中心人物たちを訪ね回った。さらに、おびただしい量のニュース映像と記事の検証と分析を織り込み、イデオロギー的にも対立する主張の数々を小気味よく反証させ合いながら、精緻かつスタイリッシュに一本のドキュメンタリーに凝縮していく。そうして完成したのが、映画監督ミキ・デザキのこの驚くべきデビュー作、『主戦場』だ。

映画はこれまで信じられてきたいくつかの「物語」にメスを入れ、いまだ燻り続ける論争の裏に隠された“あるカラクリ”を明らかにしていくのだが——それは、本作が必見である理由のごくごく一部に過ぎない。

さて、主戦場へようこそ。

 

私は社会的な?こういう映画大好きなので結構楽しみでした。

 

 

慰安婦は日韓の問題という面もあるかもしれないが、女性の人権の問題であるのが非常に大きいのではないか

 

・20万人という数字や細かい証言の一貫性など、話の論点が細かいところだけに目を向けられがちだが、それを正しさに導くことだけが重要なのか??

 

・被害者の一貫性のない主張は確かに認められるが、主張の正しさが全てではなく被害者の心(感情、精神的苦痛)に関心を寄せる人は少ない

 

慰安婦は強制じゃなかった、20万は嘘、証言は間違い、そんな事実は資料として出ていない、慰安婦は性奴隷ではなく売春婦だ、遊ぶ自由な時間もあった、などなど主張する人たちは、どこか自信満々で自分が絶対正しいという正義感?を持っている感じが否めない。話し方もビシッとしているのが特徴的だ。日本が韓国や中国より優性という考えが滲み出ている感じ?矛盾を指摘されると一応は反論するものの疑問が残る、論理的ではない

 

・上記の主張に反対する人たちは、どこか冷静で淡々と主張を述べていた。この差はなんだろうか。被害者の心情に一番目を向けている印象。

 

・話が慰安婦から現政権の憲法改正まで飛ぶ。というか慰安婦のことを深く知るようになると、どうしても日本の戦中〜戦後〜現政権にまで範囲を広げなければならない

 

・とにかく安倍さんはやばい、麻生さんもやばい、日本会議もやばい、日本会議のリーダーが一番やばい

 

日本会議のリーダーが慰安婦に関する他者の本を読んでいない(リーダーなのに???)「私は人の書いたものを読まないもんで。ナマケモノなもんで」

「なんでみんな慰安婦について騒いでるんですかね?」(マジ??)

「育ちの悪い子供が騒いでいるようで韓国は大好き」(怖)

 

・なぜ慰安婦問題についてこんなにも政府や右側が隠したがるのか、事実ではないと言いたがるのかは、この映画を見ればわかる

 

・トップの方々は人権という認識がないらしい

 

・日本を神の国天皇陛下バンザイ、軍隊をつくる(アメリカの戦争に参加)、つまり戦前の状態にしていきたいため、慰安婦などの加害面を知られたくない、教育からそれを実行している→だから教科書から記述が消えた

 

・首相のおじいちゃん(人種差別発言あり、A級戦犯)の夢を叶えたい!!という一心では

 

 

とりあえず覚え書きだから間違いとか表現が違っているかもしれないけれど。

 

 

いやぁ、やべえよ。ほんとに。選挙行こうなみんな。知らないうちにどんどん自分たちの生活変えられてるし嫌なことは削除でおけと思ってるだろうし、こんな状況だっていうのをもっと知るべきね。

 

私は前回の選挙のときに、Twitterでトップの方々のやばやば発言とか憲法改正案について調べてマジでやばいな自覚したけど、

 

一緒に行った人たち映画終わってめっちゃシーンとして怖かった言っててそうだろうね。

 

帰ってきたヒトラーっていう映画と感覚がすごく似てる。

 

どうなるのかな、日本、世界。

 

とりあえず選挙は必ず行くしかないな。