外見地獄な世を生き抜くには

昨日ダラダラ過ごしていたから今日こそはいつものタスクをこなすぞと思って、夜9時30分に寝て朝の5時に起きた。

 

 

勉強とストレッチを終えたら眠くなってしまって二度寝をし、結局昼に三度寝もした。夜はなかなか寝付けないのに昼寝はリラックスしてるからかすごく眠れる。三度寝の前にトイレ掃除と勉強もしたからまあいいか。

 

 

午後はメイクのYouTubeを見ていたんだけど、最近おさまりつつあった美容に対する気持ちが沸々と上がってきた。

 

 

フランス人形になりたいと整形を繰り返したヴァニラさんをご存知ですか?彼女が別のYouTuberにヴァニラメイクをする動画なんですけど、そのメイクされている方のチャンネルのコメント欄は荒れていなくて「ヴァニラさん可愛い」とか書いてあるのに、当の本人(ヴァニラさん)のYouTubeのコメント欄は結構荒れているんです。

 

 

まあそんなコメント欄見てたら、ヴァニラさんに言われていることが自分にも言われているような感覚になってモヤモヤしてしまいました。

 

 

それで、22年間生きてきた中で感じた社会や個人的な経験から外見について考えたいと思う。

 

社会的なこと

やはり、女性は外見が重視されている。男性は外見よりも経済力だろう。人は見た目じゃない中身だ、と言っても結局は容姿が優れていたり外見が可愛い・綺麗な方が良いのである。(但し、万人に好かれる容姿が一概に良いとは言えない)

 

可愛い・綺麗な外見であるほど恋愛のチャンスもあるし、得をすることも多いと推測している。私は残念ながら生まれつきの美人や可愛い人ではないため、得をしたことは無い。どちらかというと自分の外見にコンプレックスを持っている方である。ただ、美人な人でも変な男が寄ってきたり同性からの嫉妬やいじめに悩まされているという話もあるので、全て得をしているなんて決めつけることはできない。

 

社会的に感じたのは、学生時代の異性からの評価や就活の時だった。主に中学生〜高校生くらいが一番人の容姿に敏感になると思うんだけど、「このクラスには可愛い子がいない」「あいつはブスだよな」みたいな会話が普通に聞こえる。奴らは息を吐くように言う。そんなこと気にするなと言っても、この多感な時期は他人の評価をそのまま自分の評価だと思ってしまいがちなので厄介だ。(他人がブスと言うなら私はブスなんだ)

 

そして就活。顔採用の噂のある企業がある。私は受けていないけれど、受付とか事務職で容姿の良い女性を採用したい企業は実際にあると思う。

 

一番衝撃だったのは、元美容師の方から聞いた話なんだけど、渋谷とか原宿みたいなオシャレな街にある有名な美容院の履歴書は、第一段階では顔写真だけを送るらしい。つまり、顔だけで一次審査が終わるのである。さらに衝撃なのは、その美容院の顔審査に通りたいために整形をする女性がいるということ。技術どうこうではなく、顔が一番だと言っていた。

 

 

ネット上でも、特に女性に対しての容姿バッシングがひどいと感じる。それは男性からもあるし、同性からもある。(人間として何か欠けている)男性が女性に対して「お前ブスだよな(笑)」みたいに言うことは冗談でも絶対に言ってはいけない。これは男性女性にかかわらず、人の容姿に関する話は慎重にならなければいけないと思う。言葉選びも細心の注意を払わなければならない。特に女性に対してと言ったのは、女社会は経済力や仕事の能力よりも容姿や外見が重要視されていると感じたからで。実際に言われた女性の心には深い傷が残る。その経験をバネにして綺麗になろうと努力して傷を乗り越えられる人もいるかもしれないけれど、実際にはふさぎ込んでしまうことが多いのではないかな。「ブスの呪い」だ。

 

 

 

個人的なこと

自分が容姿を気にし始めたのはいつなんだろう?と考えたら、多分四歳くらいのときだと思う。保育園の帰りに、母親が友達のことを「○○ちゃんかわいいね〜」と言っていた。私は「私はかわいくないのかな...」と思って急に泣いてしまったことがある。

 

小中高と面と向かってブスだと言われることは無かったんだけど、やっぱり男子たちが話す「あいつブスだなww」といった会話が怖かったし、自分がいつターゲットになるのか怯えていた。ちなみに教室に学校行事後のクラス写真が貼ってあったけど、クラスで嫌われている子やブス呼ばわりされる子の顔には画鋲で穴が空いていた。(怖えな)

 

高校の部活の顧問はおじいちゃんで「痩せろ!」と2,3回言われて泣いてしまった。「お前は太っている」という呪いだった。

 

そういえば高校時代は急に抜け毛も多くなってある時期に円形脱毛→4ヶ月で髪の毛全部と体毛半分がばっさり抜けた。髪は女の命とも言うけど本当にその通りで女性としての象徴を失った気分だったし、もし彼氏ができたらどう言えばいいんだろうとか、女性の象徴の1つを失った自分を男性はどう見るのかなとか考えすぎていた。ああもう私は恋愛出来ないなと。

 

 

今でも過去の経験とか社会的な容姿や外見に対する傷みたいなものはかなり深くて、何とかこの状況から抜け出して自己肯定感を高めようとし、自虐ネタを言わなくなる程度にはなった。

 

 

 

どう生きていくか

この世界で生きていくためには、他人の評価に振り回されずに自分軸を持ち日々自分を磨いていくしかないのではないかな。

 

結局、自分で自分を肯定し続けるしかない気がする。それにプラスしてプロの人を頼るのがいいかもしれない。内面と外見を鍛える。

 

まずは揺るぎない内面をもつ。過去にすごく辛い経験をした人は特に物事を悲観的に捉えやすいし、どうせ自分なんてと思ってグルグル考えすぎてしまう。他人の評価も大事だけれど、自分がどういうスタイルになりたいのか、どういう生き方見せ方をしたいのかを考える。

 

こういう人になりたい!と思っても、揺るぎない自分を持つのは難しい。ネット上では芸能人でなくとも個人レベルでバッシングを受ける可能性があるし、身近な人や通りすがりの人に自信を喪失させられることを言われるかもしれない。そういう人には一切近づかない、関わっているなら縁を切る、警戒する、すぐに自分のことを話さない、ネガティブな情報を見ないことをしよう。自分で自分を守らなくちゃいけない。

 

それでも「自分はこうなるんだ!」という目標に向かって、そのためにやるべきことを日々こなしていけば自信もついてくるんじゃないかなあ。自分の壊れそうな心を優しく包んでくれる本とかあるといいね。

 

それと、内面を鍛えつつ外見はプロに任せるのが良いと思う。外見と内面は相互に影響しているから、同時並行で鍛えるといい。

 

特にファッション、メイク、ダイエットが一番見た目もメンタルも良い影響を与えるよね。基本的に自分のものにするまでは時間かかるけど、ファッションとメイクは即効性がある。今はストアカとかでファッションもメイクもプロの人にアドバイスもらえるし。ダイエットでは筋トレがすごくいいと思う。重い重さを持ち上げられることは自信になるし、有酸素運動すれば汗をほんのりかいて爽やかな気分になる。筋トレ中は一時的に思考がシャットダウンされるから、考えすぎを防げるし。

 

 

 

なんでこう文章が長くなってしまうのかな....(笑)事前に構成とか考えずに思いつきでバババと書いてるんだけど、今までの自分のお豆腐メンタルから少し強くなれた方法なので、もし私と同じような人がいたら参考にしてみてください。

 

写真は山梨県の風景です。綺麗だよね。

f:id:waiwaijw:20191029203646j:image