軍人だった祖父に影響を受けて


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明けましておめでとうございます。正月からなかなかなタイトルです。

 

家でゼミ論を書いているんですけど、参考資料として芥川龍之介の『桃太郎』を読んでたんですね。で、それが刊本されたのが大正13年大正13年って何があったんだろうと思ってたら、「そういえばおじいちゃん大正8年生まれだな」って思い出しました。おじいちゃん5歳か〜って思ったら、昔の思い出とか蘇ってセンチメンタルな気分になりました。

 

祖父は10年以上前に亡くなりました。確か関東軍の少年兵で満州に行き、シベリアで捕虜にされたものの、生きて帰ってきました。

 

直接詳しい話が聞けなかったのが悔しいのですが、祖父は私が8歳の頃に亡くなったので仕方ありません。

 

いろいろ調べていると厚生省に陸軍海軍の記録が残っているそうで、3等身まで開示できるみたいなので母と相談して開示してみたいです。給料とか、何の戦いに出たのか、等級も分かるらしい。家に本人が書いた詳細や写真もあるんですが、一部だけなので。。。

 

祖父が生き残ってなかったら私は生まれてないんだなと思うと、感謝の思いしかないですね。私に遺産として50万円残してくれて、ロシア旅行と脱毛でほとんど消えてしまったわけですけど、もっと考えて使えば良かったです。でも無駄な出費だとは思ってないし、シベリアじゃないですけどロシアに行ったのは良かったかなと思います。

 

祖父の死が私の死生観に影響を与えたのもあります。普段先祖とか、墓参りとか、仏壇のお供えとか意識してないんですけど、自分誕生する前の歴史を知ることって意義があるなと思います。これを機に供養の仕方とか先祖を大切にするにはどうしたらいいかに向き合わなければいけませんね。

 

そういう歴史を知ると、私が生まれた現世で世の中とか人に対しても誠実に接していかなければと思います。故意に悪い行いとかできないですよね。過去を感じながら今を生きていかなければ。先祖に恥じない生き方をしたいと思います。

 

なんか2020年の抱負みたいになってしまいました。

 

2020年

 

・先祖に恥じない生き方をする

→自分の意思をもつ

→違和感から目をそらさず、丁寧に見つめる

→大切な人たちを見極め、楽しい時間を過ごす

→興味のあることを研鑽し、努力を怠らない

→継続力をつける

→あらゆる生命に対して、思いを馳せる心を持つ

 

を意識していきたいと思います!!