心配される人になりたかった

今まで組織において、「私さんはしっかりしてる」「私さんに聞けば大丈夫」みたいな立ち位置になることが多かったんです。信頼されているといえばそうなんですけど、そこに至るまで壮絶な自分との闘いや対峙がありました。

 

つらい、悲しい、そういう感情は内に内に抑え込んでいて、100%が限界だとしたら97%ぐらいでやっと人に打ち明ける。そのときは大号泣みたいな。周りを頼れなかったし、本音を言うのをためらって、みんなの前で泣いちゃう素直なひとを羨ましく恨めしく思ってました。私だって辛いんだよ、風呂場に腰掛けてシャワーで涙を流しているんだよって。

 

でもなぜか2020年の私は(?)すごく素直です。周りの人が接しやすいっていうのもかなり大きいのですが、80%くらいで「つらい」「こんなことがあって〜つらくて〜バックで泣きました〜」「鬱です」「大丈夫じゃないです」って言ってます。人生初。

 

ありえないんですよ、この状況。弱みを見せている状態なんですけど。人を選ばず少し仲良くなった(?)社員さんには打ち明けています。副店長とか、同じラインの先輩とか、サービスカウンターのパートさんとか、同期とか。

 

 

そうするとみんなすごい心配してくれます。私が羨ましく思っていた素直な人の状況に今自分がなっているんです。気にかけてくれるし、アドバイスしてくれるし、人の優しさに感動しています。それで「弱音ばっか言っちゃだめだ、この人たちのためにも頑張らないと」って思って立ち直ります。すぐぺしゃんこになりやすいんですけどね。

 

正直に気持ちを話すのも悪くないんですね。それに何回も同じ愚痴やネガティブなことを言うと分かるんです、「あ、私またこの話してる」って。やめようやめよう。現実を見なきゃってなります。今の私は人に心配されたいだけかな?とか人のために働くことって最終的には人の評価に依存しちゃうのかなとか思考したり。

 

 

サービスカウンターのパートさんとは自分が気持ちを話したことがきっかけで仲良くなりました。それも嬉しいです。心配して声をかけてくれる先輩に「めちゃめちゃ助かってます」って感謝すると嬉しそうにしていてそれも嬉しいです。

 

今年は立場や年齢関係なく、この人には話したいと思ったらすごく正直に話しますし、もっと深い話、例えば仕事論とか人生とか価値観とかそういうのを共有し合いたい欲があります。

 

話変わりますけど、この前職場の飲み会があったのですが同じラインの先輩が女性アイドル好きと知って驚きつつも「あ〜なるほど」って思いました。同期の中でその先輩は悪く評価されていることは全くないのですが、「ボソボソ話すからたまに分からない」という意見があって、すごいすごい偏見なんですけどアイドル好きのヲタクさんって結構早口だったりする気がして先輩が当てはまっててなんか納得してしまいました(傷つけたらごめんなさい)

 

それとマネージャーがお酒飲んで顔が真っ赤だったんですが、目も真っ赤で焦点あってない感じで話が通じてる?のかよくわからなくて、目もパッチリな人なので「なにかに似てるな〜」と思ってたんですよ。そしたらわかりました。青鬼です。顔は赤いけど。顔が赤い青鬼が飲み会にいてゾッとしました。私はマネージャー苦手です。機嫌の波があるので。リアル青鬼に追いかけられたら失禁します、きっと。