82年生まれキム・ジヨン、97年生まれの私

ついに見たよ


f:id:waiwaijw:20230210214031j:image

 

小説が映画化されたものだったと思う。韓国で爆発的に売れて日本でも売れた『82年生まれ、キム・ジヨン』の映画版。

 

小説は発売された頃に本屋で見かけて買おうか迷って、結局買わなかった。

 

女性が生きていく上で経験する可能性が大きい出来事、女の子なんだから〜しなさい、痴漢、昇進、結婚、出産、姑関係、再就職などなどのいわゆる"女性差別"が描かれているものです。

 

こういうことに関心を強く持っているのですが、小説を買うのをためらったのは、見たくない現実を直視する勇気がなかったからです。

 

将来、結婚や出産も経験したい、仕事もキャリアを積んでいきたい、社会と繋がっていたいという気持ちがあります。

 

と同時にそれを叶えるためにたち塞がるであろう"壁"の存在も知っています。でもまだ全て経験したわけじゃありません。その壁が何なのかは映画の中でたくさん現れているので知らない方は見てほしいな。

 

女性活躍!家庭と仕事の両立!愛する人と結婚!かわいい子供を出産!といった社会が掲げる理想と自分の理想、まだ経験してない分夢見がちなところはあると思う、それに対して、立ちふさがるであろう壁や現実を全てが直視できなくて、したらズーンと暗くなってしまいそうで、買いませんでした。

 

映画ではそういった女性の壁に対する男性の配慮、理解のなさも描かれています。そういう男性だけではなく、理解しよう配慮しよう、でもどうしたらいいかわからないといった男性の立場も描かれています。その男性が置かれている会社での立場も共感できるものがあります。

 

生きづらい女性、その親、義理の母、兄弟、夫、上司などなど、一つの立場の人を批判するだけの映画ではなくそれぞれの考えがあり、単純に物事が決まるわけじゃないこと、いろいろ考えさせられました。

 

特に主人公のキム・ジヨンが抜け殻のようにボーッとソファに座っているシーンがあるんですけど、なんか自分に似てるなって思いました。雰囲気とか表情が。

 

日々の憂鬱さは毎度やってくるのですが、朗報があって、少しその状態から抜け出せそうです。

 

精神科医のひとが書いた本に、解決策を見つけた気がします。仕事の人間関係を自分で解決しようとしないで、仕事終わりのアフターファイブを充実させること。遊びの時間を充実させる。スマホをダラダラ見たりする受動的な遊びではなく、アウトプットをすること。例えば映画を見たら感想をノートやブログに書いて言語化する等。睡眠をしっかり取ること。適度に運動すること(例えば朝30分未満の散歩をする)何もできない状態は脳疲労がたまっていること。その日にあった良いことを3つ書くこと。

 

私も薄々気づいてたんですけど、やっぱりずーーーーーっと仕事のことばかり考えてしまっていて、自分のための時間が無くなっていました。ということで今日は映画の感想をアウトプットしました。ブログを書いてスッキリするのは、やっぱり言語化されて物事を客観的に見れるようになっているからだと思います。

 

料理もナポリタン1回作って、この前は卵トーストを作りました。それ以降はまだ料理できないし、スーパーに行っても何を買えばいいか分からなかったり食に対する興味が薄い状態なんですけど、少しずつ改善されたら良いなと思います。すごいおいしいご飯食べると体が喜んでいる感覚って分かります?私は無印のカフェのご飯が毎回そうなんですけど、この前母が作ってくれたソーセージとじゃがいものオイスターソース炒めが美味しくて久しぶりに体が喜びました。感覚が死んでなくて良かったです。

 

それと今日また病院に行ってきました。卵巣の腫れがおさまってないので次回MRI検査です。腫れは5センチくらいで特に痛みは無いんですけど、5センチ超えると拗れやすくて結構痛くなると聞いたのでちょっと不安です。あと血液検査で癌じゃないかどうか?も調べています。サイズ的に手術対象なんですけど、どうでしょう。もし手術だったら普通に会社休めるの嬉しいんですけど身体はきついですよね〜普通に何もしない休日が1週間くらいほしいなあ。

 

おわり